
掛川市移住で後悔しない子育て環境は? ハザードマップと土地探しの注意点を紹介
公開日:2026年10月28日 更新日:2026年10月28日
「掛川市への移住に興味はあるけれど、子育て環境や防災面が気になる」。そんな30代の子育てファミリーに向けて、この記事では掛川市で安心して暮らすための土地探しのポイントを整理します。
結論から言うと、掛川市は交通の便と自然環境、子育て支援のバランスが良いまちですが、土地を選ぶ前にはハザードマップで災害リスクを確認することが欠かせません。住まいだけでなく、保育園や学校、通勤経路まで含めて確認しておくと、移住後の暮らしをより安心して始められます。
掛川市の子育て環境の概要から、ハザードマップの見方、子育てファミリー目線の土地探しの手順、移住前の相談先まで順を追って解説しますので、移住と土地探しを検討する際のガイドとしてご活用ください。
この記事でわかること
- 掛川市の子育て環境と、移住先としての暮らしやすさ
- ハザードマップで確認すべき災害リスクと、子育て世代のチェックポイント
- 県外からでも効率よく進められる土地探しの手順と、移住前の相談先
よくある質問(目次)
Q1.掛川市は子育てファミリーの移住先として暮らしやすいですか?
A.暮らしやすい条件がそろっています。東海道新幹線の掛川駅や東名高速の掛川IC、新東名高速の森掛川ICがあり県内外へ移動しやすく、海から山まで自然が身近で、保育施設や子育て相談などの支援も整えられています。
Q2.掛川市で土地を探すとき、ハザードマップでは何を確認すればよいですか?
A.洪水・内水氾濫の浸水想定、土砂災害警戒区域、地震・津波のリスク、避難所と避難経路の4点を確認します。自宅の候補地だけでなく、保育園・学校・勤務先までの経路もあわせて確認することが大切です。
Q3.子育てファミリーの土地探しは、どんな手順で進めればよいですか?
A.「候補エリアの整理」「事前調査」「現地見学」「家族での比較・購入判断」の4ステップで進めるのがおすすめです。県外からでも、地図や公的情報で事前調査を済ませておけば、短い滞在で効率よく現地を確認できます。
Q4.県外から掛川市へ移住する前に、どこに相談すればよいですか?
A.移住支援制度・子育て支援・防災情報は掛川市役所の各担当窓口、土地探しや災害リスクを踏まえたエリア選びは地元の不動産会社に相談するのがおすすめです。事前に相談しておくと、移住後の暮らしを具体的にイメージできます。
掛川市の子育て環境と暮らしやすさ
掛川市は静岡県の西部に位置し、温暖な気候と、海から山まで変化に富んだ自然環境に恵まれたまちです。交通の便と子育て支援の両面から、子育てファミリーの移住先として検討しやすい条件がそろっています。
- 新幹線の掛川駅と高速道路のICがあり、通勤や帰省の移動がしやすい
- 保育園・幼稚園・認定こども園などがあり、家庭に合った保育を選びやすい
- 医療機関や公園などの生活インフラが整い、育児と日常生活を両立しやすい
詳しく解説していきます!
新幹線駅と高速道路があり、県内外への移動がしやすい
掛川市は、東海道新幹線とJR東海道本線が停まる掛川駅があり、東名高速道路の掛川IC、新東名高速道路の森掛川ICも利用できるため、県内外への移動がしやすいまちです。
1.通勤:市外へ通勤する場合も、鉄道と車の両方から手段を選べます。
2.帰省:新幹線や高速道路を使えば、実家への帰省にかかる時間を短縮できます。
3.自然:海から山まで多様な自然があり、子どもが一年を通じて外遊びを楽しみやすい環境です。
また、掛川市や磐田市の周辺には製造業の工場が多く、県外出身の方も多く働いています。実際に「この辺りは住みやすい」と感じて、首都圏に戻らず掛川市周辺で家を建てる方も多くいらっしゃいます。
保育施設が複数あり、家庭に合った保育を選びやすい
掛川市内には保育園・幼稚園・認定こども園などが複数あり、子どもの年齢や家庭の状況に応じて保育を選びやすい環境です。
1.保育の選択肢:共働きかどうか、子どもの年齢などに合わせて施設を検討できます。
2.成長の支援:市として子どもの読書活動や生活習慣づくりを支える計画を進めており、園・小中学校・図書館が連携しています。
3.相談の支援:家庭への訪問相談など、子育ての不安や悩みに寄り添う取り組みも行われています。
保育施設の空き状況や申し込み時期は年度によって変わるため、移住の時期が決まったら早めに市の担当窓口で確認しましょう。
医療機関や公園が身近にあり、育児と日常生活を両立しやすい
子育て世代にとっては、通院や買い物、休日の過ごし方まで含めた「日常の動きやすさ」も大切なポイントです。
1.医療機関:小児科のある医療機関や、夜間・休日の救急体制を確認しておくと安心です。
2.公共施設:子ども連れで利用しやすい公園や図書館、子育て支援拠点などが整備されています。
3.買い物:日常の買い物がしやすい店舗がどこにあるかは、エリアによって差があるため、候補地ごとに確認しましょう。
掛川市のハザードマップで確認すべきポイント
土地を選ぶ前には、市や国が公表しているハザードマップで、候補地の災害リスクを確認することが大切です。色の有無だけでなく、どの程度のリスクがあるのかまで読み取りましょう。
- 洪水・内水氾濫、土砂災害、地震・津波の3種類のリスクを確認する
- 凡例を読み、想定される浸水の深さや区域の種類まで把握する
- 自宅だけでなく、保育園・学校・勤務先までの経路と避難所も確認する
詳しく解説していきます!
洪水・土砂災害・地震と津波の3種類のリスクを確認する
掛川市で土地を探すときは、洪水・内水氾濫、土砂災害、地震・津波の3種類のリスクを確認します。
- 洪水・内水氾濫
- 大雨で河川があふれたり、排水が追いつかずに水があふれたりするリスクです。洪水浸水想定区域図で、浸水の範囲と深さを確認します。
- 土砂災害
- 急な斜面や谷筋の近くでは、がけ崩れや土石流などのリスクがあります。土砂災害警戒区域に入っていないかを確認します。
- 地震・津波
- 掛川市は南海トラフ地震への備えが求められる地域です。揺れやすさや液状化のリスクに加え、市の南部の沿岸部では津波の浸水想定も確認しましょう。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」の「重ねるハザードマップ」を使うと、複数のリスクを1つの地図に重ねて表示できるため、候補地の災害特性をまとめて把握できます。
凡例を読み、浸水の深さや区域の種類まで把握する
ハザードマップは「色が付いているかどうか」だけでなく、凡例で「どの程度の深さか」「どの種類の区域か」まで確認することが大切です。
1.浸水の深さ:浸水想定区域は色の濃淡で水深の目安が示されています。床上まで浸水するかどうかを確認しましょう。
2.降雨の規模:「想定最大規模」は想定しうる最大の大雨、「計画規模」は河川整備の目標とする大雨を前提にした想定です。
3.土砂災害の区域:「土砂災害警戒区域」と、より危険度が高い「土砂災害特別警戒区域」があります。特別警戒区域では建築に一定の制限があります。
用語が分かりにくい場合は、ハザードマップに付いている解説や、掛川市の防災ページをあわせて確認しながら読み進めると安心です。
自宅だけでなく、保育園・学校・勤務先までの経路も確認する
子育て世代は、住まいの候補地だけでなく、保育園や学校、勤務先への経路が浸水想定区域や土砂災害警戒区域と重なっていないかまで確認することが重要です。
1.避難所:自宅や学校から行きやすい指定緊急避難場所・避難所を確認します。
2.避難経路:河川や急な斜面を避けて、子どもと一緒に歩ける経路を選びます。
3.標高・地形:低地か台地かといった地形は、長期的な水害リスクの目安になります。
なお、不動産の売買や賃貸の契約前に行われる重要事項説明では、2020年8月から、水害ハザードマップにおける物件の所在地を説明することが義務付けられています。契約前に、担当者に改めて説明を受けて確認しましょう。
子育てファミリー目線での掛川市の土地探しの手順
県外から掛川市への移住を前提に土地を探す場合は、手順を決めて進めることで、限られた見学の時間を有効に使えます。
- 候補エリアの整理から購入判断まで、4つのステップで進める
- 保育施設・学校までの距離や通学路の安全性を優先して確認する
- 遠方からは地図や公的情報で事前調査を済ませてから現地を見学する
詳しく解説していきます!
土地探しは4つのステップで進める
子育てファミリーの土地探しは、「候補エリアの整理」「事前調査」「現地見学」「購入判断」の4ステップで進めるのがおすすめです。
- 1.候補エリアの整理
- 通勤時間や生活圏のイメージをもとに、エリアの候補を絞り込みます。掛川市の公式情報や移住情報も参考にします。
- 2.事前調査
- 学校までの距離や買い物環境、ハザードマップ、用途地域などを地図や公的資料で確認します。
- 3.現地見学
- 日当たりや周辺の雰囲気、騒音、交通量などを自分の目で確かめ、メモや写真で記録します。
- 4.購入判断
- 家族の将来設計に合っているかを話し合い、複数の候補地を比較して判断します。
保育施設・学校までの距離と通学路の安全性を優先して確認する
子育て世代の土地探しでは、保育施設や小中学校までの距離と、通学路の安全性をまず確認することが重要です。
1.生活施設:日々の買い物がしやすい店舗や、休日に利用しやすい公園・図書館が身近にあるかを確認します。
2.交通環境:通勤時間と交通手段の選択肢、周辺道路の交通量や騒音の有無をチェックします。
3.災害リスク:ハザードマップで、浸水想定区域や土砂災害警戒区域との位置関係を確認します。
遠方からは、地図と公的情報で事前調査を済ませてから見学する
県外から土地を検討する場合は、インターネットで入手できる情報を整理してから現地を見学することで、短い滞在時間でも効率よく比較できます。
1.地図・航空写真・ストリートビュー:周辺の建物や道路の雰囲気を立体的に把握します。
2.防災情報:ハザードマップポータルサイトや掛川市の公式サイトで、災害リスクや避難所の場所を確認します。
3.都市計画情報:用途地域や建ぺい率・容積率を確認すると、将来の周辺環境の変化や、建てられる家の大きさの目安が分かります。
現地の細かな情報は地図だけでは分からないこともあります。地元の不動産会社にエリアの特徴を聞いておくと、見学先をさらに絞り込みやすくなります。
掛川市への移住を安心して進めるための相談先と準備
移住を安心して進めるためには、公的な相談窓口と地元の専門家を上手に活用し、転入前に確認すべきことを整理しておくことが大切です。
- 移住・子育て・防災の情報は、掛川市役所の各担当窓口で確認できる
- 保育の申し込み時期や医療体制などは、転入前にチェックリストで整理する
- 今だけでなく、子どもの成長や親世代の介護まで見据えて計画する
詳しく解説していきます!
移住・子育て・防災は、掛川市役所の各担当窓口に相談できる
移住に関する公的な情報は、掛川市役所の移住・子育て・防災の各担当窓口で確認できます。担当課の連絡先は、市の公式サイトの組織案内(各課の紹介ページ)から調べられます。
1.移住の担当窓口:移住支援制度の有無や条件を確認します。家族構成や移住時期を伝えるとスムーズです。
2.子育ての担当窓口:保育・教育サービス全般について相談できます。保育を希望する時期や条件を整理しておきましょう。
3.防災の担当窓口:ハザード情報や地域の備えについて確認できます。想定される災害と避難計画を事前に考えておくと相談しやすくなります。
保育の申し込み時期や医療体制は、転入前にチェックリストで整理する
転入前に確認しておきたい項目をチェックリストにまとめておくと、抜け漏れなく準備を進められます。
1.子育て:保育所や認定こども園、放課後児童クラブの利用条件と申し込み時期、子育て支援拠点の場所
2.医療:医療機関の場所と、夜間・休日の救急体制
3.生活・防災:公共交通の路線や本数、生活費の目安、防災ガイドブックやハザードマップの入手方法
子どもの成長や親世代の介護まで見据えて計画する
土地と住まいは長く使うものだからこそ、今の暮らしだけでなく、10年後・20年後の暮らし方まで見据えて計画することが大切です。
1.子どもの成長:中学・高校への通学や部活動への参加を考えた立地か確認します。
2.働き方:共働きが続いた場合の通勤時間や家事の負担を考えます。
3.親世代:介護が必要になった場合に、実家との行き来がしやすいかも検討します。
市の子育て支援や防災施策は随時見直されるため、最新の制度は担当窓口や市の公式サイトで定期的に確認しましょう。
まとめ
掛川市への移住では、子育て環境と防災情報の両方を確認したうえで、家族に合った土地を選ぶことが大切です。この記事のポイントを振り返ります。
- 掛川市は新幹線駅や高速道路のICがあり、自然と子育て支援のバランスが良いまち
- ハザードマップで洪水・土砂災害・地震と津波のリスクを、通園・通学路まで含めて確認する
- 土地探しは「候補エリアの整理→事前調査→現地見学→購入判断」の4ステップで進める
- 移住・子育て・防災は市の担当窓口、土地探しは地元の不動産会社に早めに相談する
遠方からでも、地図や公的情報を活用して事前準備を丁寧に進めれば、家族にとって無理のない移住計画を立てられます。
掛川市での土地探し・住まいのご相談は株式会社結不動産へ
株式会社結不動産は、掛川市に特化した地域密着の不動産会社です。地域の実情をよく知っているからこそ、相場だけにとらわれない現実的なご提案ができます。
代表は一級建築士・空き家相談士の資格を持ち、土地や建物の状態を正しく見極めたうえで、購入後の建築や改修まで見据えたアドバイスができます。司法書士・税理士などの士業や専門業者とも連携し、名義変更や税務、解体などが必要な場面にもワンストップで対応します。
新しく土地を買うだけでなく、中古住宅の活用や将来を見据えた住まい方など、ご家族にとって最適な選択肢を一緒に考えます。「街の結び役」として、掛川の街を次の世代へつないでいくことが私たちの理念です。掛川市への移住を考えている方は、お気軽にご相談ください。
監修:原田 連央(株式会社結不動産 代表/一級建築士・空き家相談士)
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